まきまき王国のラッキングくんとグツグツぱそこんたろう（パソコン太郎夢絵本・外伝 職育シリーズ④）

偶然に温泉を掘り当ててしまったアクシデントをキッカケに「熱絶縁」と「ラッキング」で問題を解決していくストーリーです。

【熱絶縁】と【ラッキング】は、はあまり知られていませんが、人々の快適な暮らしと地球環境の保全に貢献する大切な技術です。
【熱絶縁】は、工作物または工作物の設備を、目的に合わせて保温・保冷・断熱・防音する工事で、【ラッキング】は【熱絶縁】の耐久性と効果的な運用を可能にする工事です。

例えば、冷暖房や上下水道、生産設備に関係する配管やダクトなどに施工し、冷暖房の効率化を図ったり機器の故障を防止しています。熱を利用する産業の生命線を支えるとともに、エネルギーを効率的に使うことが出来るので、地球の温暖化対策に繋がっています。

【熱絶縁】や【ラッキング】に従事する労働者は減少傾向にありますが、これらの技術は、AI（人工知能）には難しい領域です。何とかこの魅力的な職業を後世にまで継承したいと思い、まずは知ってもらう手段として絵本を製作しました。一職人としての想いを託した絵本が、一人でも多くの子ども達に読まれ、なりたい職業となればと願っています。

当絵本は【パソコン太郎夢絵本・外伝 職育シリーズ】第４巻で、このシリーズ絵本は、子ども達が一つでも多くの職業を知るキッカケとなり、職業の選択肢が増えることを目的に製作されています。当絵本もその理念に共感し製作に至りました。